大阪遠征5

伊丹空港から宝塚はすぐです。
すぐ、と思っていました。
だって!だって車なら20分で着くんだもの!
しかし僕は生身の人間。自動車道は通れません。
上にある自動車道を眺めながら、住宅地すら無い廃墟のような場所を左足を引きずりながら心を無にして西へ向かいます。
マンガならそこで暴漢に襲われ、サイフとか奪われるところですが、所持金が1000円にも満たなかったためか特に襲われたりとかはありませんでした。というか人とすれ違った記憶すら無い。
さて、前述した通り上には自動車道が通っています。
つまり、大きい道が上にある・・・当然下に大きい道がありません。地元の人しか通らない道を通らざるを得ないわけです。
途中引き換えしているのは行き止まりだったからです。
行き止まりまでめちゃくちゃかかり、そこは工事中でした。なぜか気づけば僕は工事現場の中にいました。どうなってんだ・・・・
ちなみに、自動車道に沿った道は意外と無く川西を通って行くハメになりました。標識で「右が宝塚、左が西宮」と表示されていて、右を迷わず選んだ僕がバカでした。
そう、宝塚市内でも阪急宝塚線側は田舎なので道路が難しいのです。。。
この辺まで来ると見慣れた土地でした。しかし両足は引きつり、さきほどまで左足を引きずりながら歩いていたのが今度は両足がどうにもならなくなり、ひよこ歩きでなんとか。。。です。
普段30分ほどで通っていた道を1時間半かけて通ったりして家に着き、ほとばしる汗を気にもせず、布団に倒れこみ、やっと僕の遠征は終わるのでした。
休憩を除いて歩行時間は10時間。歩いた距離は60キロ程度でしょうか。
中学生の時に毎年あったマラソン大会の「31キロ」が可愛らしく見えます。あの時は足の裏から血が出たり、ふくらはぎを攣る程度でしたもの。
そして、このとき体中が筋肉痛だったために気付きませんでしたが、僕は左足を痛めていたようです。
これが、この1週間後の東京遠征に響くことになるわけです。
おわり
